モレッティ・リモーネ・ラドレルに合う
おつまみレシピ
夏野菜の洋風揚げびたし
2024.8.21
夏の定番メニュー、揚げびたし。今回は暑い夏にすっきりと楽しみたいレモン風味のビアカクテル、「モレッティ・リモーネ・ラドレル」に合わせて、イタリア料理でお馴染みの調味料で洋風の味付けにアレンジ。なす、かぼちゃなどの夏野菜をたっぷり食べられる揚げびたしを、料理研究家の西祐子さんにご紹介いただきました。作り置きにも便利な、とっておきのレシピです。
夏野菜の洋風揚げびたし
今月ご紹介するのは、先月に引き続きイタリアの老舗ビールメーカー モレッティに合う夏のおつまみレシピ。ピックアップするのは、レモネードをブレンドした「モレッティ・リモーネ・ラドレル」というちょっとユニークなビアカクテルです。レモネードにはシチリア産のレモンが使われているそう。低アルコールなので、真夏の昼飲みに、アウトドアなどのシチュエーションにも手軽に楽しめるような発泡酒です。 今回はこのリモーネ・ラドレルに合わせて、食欲が落ちがちな暑い日にも、さっぱりとして夏野菜がたくさん食べられる「夏野菜の揚げびたし」をご紹介したいと思います。揚げびたしというと、おひたしの地は通常、出汁と醤油やみりんなどで作りますが、今回はリモーネ・ラドレルがレモンの風味とほのかな甘みがあり、とてもさわやかなテイストなので、おひたしの地にレモンのしぼり汁やバルサミコ酢、ケッパーを加えて酸味を効かせることでさっぱりとしたお味の洋風仕立てにしました。味の決め手はアンチョビ。アンチョビを加えることで、塩味だけでなく旨味も加わり、塩だけで味を調整するより味がのりやすくなるのがポイントです。作った翌日でも美味しいので、作り置きにも便利。これだけでも一品にもなりますし、冷製パスタの具材としてもおすすめ。 暑い夏の日に、ビアカクテル リモーネ・ラドレルと夏野菜の洋風揚げびたしのペアリング、是非お試しください。
<材料>
作りやすい分量
- なす
- 2本
- ズッキーニ
- 1本
- パプリカ(赤)
- 1個
- 万願寺唐辛子
- 3本
- かぼちゃ
- 130g~150g
- 出汁
- 200cc
- レモンのしぼり汁
- 30cc
- チェルサヌス ケッパー
(酢漬け) - 20g
- 塩
- 少々
- 揚げ油
- 適量
- イタリアンパセリ
- 適量
<作り方>
- Aのケッパーは粗く刻む。アンチョビは叩いてペースト状にする。Aのすべての材料を小鍋に入れ沸かす。冷ましておく。
- なすとズッキーニは2cm程の厚みに切る。
- パプリカは繊維に沿って8~10等分に切る。
- 万願寺唐辛子は竹串などで数か所穴を開ける。
- かぼちゃはところどころ皮を剥き、1cmくらいの厚みに切る。
- 揚げ油を170~180℃に温め、野菜をそれぞれ素揚げする。網などに取り、油をよく切る。
- 熱いうちに①の出汁に浸ける。粗熱が取れたら、冷蔵庫で数時間冷やして味を含ませる。
- 器に彩りよく盛り付け、粗く刻んだイタリアンパセリを散らす。
<ポイント>
- ✓出汁は昆布とかつおでとった一番出汁を使用していますが、お好みで昆布出汁でも。
- ✓野菜は揚げたらよく油を切ってから熱いうちに出汁に浸けることで、味が入りやすくなります。また、急冷せずにゆっくりと粗熱を取ることで、更にしっかり味を含ませることができます。
- ✓野菜はオクラやゴーヤ、アスパラ、いんげん、しし唐などお好みのものでアレンジしてください。
- ✓酸味があまり得意でない方は、お好みでAにひとつまみの砂糖を加えても。
- ✓冷蔵庫で3日ほど日持ちします。
合わせたお酒
Moretti / Moretti Limone Radler
モレッティ / モレッティ・リモーネ・ラドレル
1859年に創業されたイタリアで最も古い歴史を持つビールメーカーのひとつのモレッティ。リモーネ・ラドレルは、シチリア産レモンで作るレモネードをブレンドしたビアカクテルで、レモンの風味と穏やかな甘みが心地よく、後味にビールの苦みをほのかに感じて、すっきり且つとてもさわやかなテイストです。アルコール度数は1.5%と低アルコールなので、お酒があまり得意でない方にも楽しんで頂ける発泡酒です。
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