プレゼントに最適なワイン15選!
シーン別におすすめの選び方も紹介
2024.8.7
何をプレゼントしよう…。いくつになっても贈り物をするとき迷うものです。もし相手がお酒好きな方なら、ワインをギフトにしてみませんか。ワインは種類が豊富なだけでなく、ラベルから味わいまでストーリー性があってギフトに最適なのです。とくに、歴史が長く、多様な地形に富んだイタリアなら、用途や相手に応じたワインがきっと見つかるはずです。
目次
ワインをプレゼントするのはどんなとき?
ワインは他のお酒と比べて、白/ロゼ/オレンジ/赤と色に幅があったり、味わいも甘口から辛口まであったりと様々なスタイルが楽しめます。またブドウ品種や産地の多さも種類の多さに貢献しています。おまけに収穫年(ヴィンテージ)の違いを考えれば、無数の種類があるといっても良いでしょう。そのため、シチュエーションごとにワインを選ぶことができるために、ギフトに最適なお酒なのです。以下では次のシチュエーションに合うイタリアワインをご紹介します。
- 1. 結婚祝い・内祝い
- 2. 退職祝い
- 3. 手土産
- 4. 女子会
- 5. 父の日
プレゼントで喜ばれるワインの特徴
まず贈る相手の好みに考慮することが、喜ばれるワイン選びの一歩。赤ワインが好き、重めのどっしりとしたワインが好き、酸っぱいワインが苦手…などなど普段からリサーチしておくとよいでしょう。その上で、つぎの3つに考慮して、ワインを選べば、より喜んでくれることでしょう。
1.スペシャル感がある
バローロやバルバレスコのような有名なワインは、アピールしやすいばかりか、受け取る側にも安心感があります。希少性の高いワインも喜ばれることでしょう。例えば、ブドウを干して甘くするワインは、手間暇がかかるばかりか、通常のワインと比べて生産量が少ないのです。
2. 収穫年で選ぶ
ワインの魅力は他のお酒と比べて長期熟成すること。誕生年、退職する先輩の入社年、結婚するお2人が出会った年など、ワインの原料となるブドウの収穫年と合わせてプレゼントできるのはワインならではの魅力です。
3.ストーリー性がある
ワインは飲み物としておいしいだけでなく、アートの側面もあるお酒です。そのため、ワイン名やラベルのデザインには生産者のメッセージが込められていることも。そういった意味ではラベルのジャケ買いも楽しいものです。絶滅しかけたブドウ品種からつくるワイン、「乾杯」の意味を持つワイン…などなど。店員さんに相談しながら探してみてください。
プレゼント用のワインの選び方
喜ばれるワインの特徴を抑えたら、次の3つに留意してワインを選びたいものです。
1.予算を決めておく
あらかじめ予算をきめておくことで、ワインが選びやすくなります。ちょっとしたお礼に、結婚祝いに…と、プレゼントする理由に応じて予算が変わってくることもあるでしょう。高額だからといって必ずしも品質が高いわけではありませんが、価格が高ければ高いほど、ワインをつくったり、貯蔵したり工程で手間暇がかかっています。
2. 購入する店を選ぶ
コンビニ、スーパー、専門店、デパート、オンラインショップといった場所でワインを購入することができます。しかし形態によって、扱われているワインの価格帯はもちろん、スタイル、品種、品質も違うのです。
コンビニやスーパーは、今すぐ飲んでおいしいワインが扱われています。店員さんがいなくても販売できる有名品種中心に売り場が構成されているのも特徴です。気軽に飲みたいというライトな購入層が多いせいか、誰が飲んでも美味しいフルーティーなものが中心です。
その反面、専門店やデパートは、店員さんが常駐しワイン選びを手伝える体制が整っています。そのため珍しい品種やこだわりのワインなどにも出会えるのです。たいてい本格的なセラーが設備されており、長期熟成できる環境も整っているため、古酒などにも出会えます。こだわりのプレゼントを探すなら、ぜひ専門店やデパートに足を運びたいものです。また、最近はオンラインショップでもこだわりのワインを取り揃えるお店が多数あります。問い合わせフォームなどから相談することが可能なお店も多いので、手軽に利用するというのもアリです。
3.信頼できる店員さんに相談する
ワイン選びに困ったら店員さんに相談してみましょう。このときポイントなのが、①用途、②予算、③相手の好みを伝えることです。この3つを伝えれば、きっと店員さんもすばやくいくつかのワインを提案してくれるでしょう。
結婚祝いや内祝いに
おすすめのワイン
Barolo Serralunga d'Alba / Fontanafredda
バローロ セッラルンガ・ダルバ / フォンタナフレッダ
「ワインの王」とも讃えられるバローロ。なかでもセッラルンガ・ダルバ村のブドウだけからつくられたのがこのワイン。複雑で凝縮した味わいが楽しめます。バローロは長期熟成できるワインの1つです。運が良ければ、少し前のヴィンテージが見つかるかもしれません。お2人の思い出のヴィンテージを探してみてください。
“Sansevé” Franciacorta Satén Brut / MonteRossa
“サンセヴェ”フランチャコルタ・サテン・ブリュット / モンテロッサ
シャンパンと同じ製法でつくられるフランチャコルタは、門出を祝うのにまさにぴったりなワインと言えるでしょう。なかでも「サテン」は白ブドウのみからつくられます。長い熟成を経てつくられるため、泡がきめ細やかで優しいのが特徴。 “サンセヴェ”はスコットランドの言葉で「乾杯」を意味します。
還暦祝いに
おすすめのワイン
Barolo Serralunga d'Alba / Nino Negri
チンクエ・ステッレ スフルサート・ディ・ヴァルテッリーナ / ニーノ・ネグリ
ロンバルディア州北部でネッビオーロ(現地では「キアンヴェンナスカ」)からつくられる赤ワインです。バローロと異なるのは、ブドウを陰干してから仕込むこと。そのためより凝縮感があるのが特徴です。今飲んでも美味しいのですが、さらなる長期熟成も期待できます。「いつ開けようかな」というワクワク感が楽しめるワインです。
Brunello di Montalcino 2018 / Banfi
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ / バンフィ
トスカーナ州を代表する高級ワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」。なかでもバンフィ社は、革新的なつくり方に果敢にチャレンジしてきた英雄的つくり手です。しっかりとした果実味とボディは長期熟成のポテンシャルがあります。バローロ同様、こちらも運が良ければ古いヴィンテージが見つかることも。思い出の年が見つかれば、受取り側も喜ぶことでしょう。
"Vecchie Vigne" Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore / Umani Ronchi
ヴェッキェ・ヴィー二ェ・ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ / ウマニ・ロンキ
ヴェルディッキオは「イタリアのリースリング」とも呼ばれるほど、酸がしっかりとした品種です。“ヴェッキェ・ヴィー二ェ”はイタリアで樹齢の高い木のことを意味します。樹齢が増すごとに、ワインは深みを増し、複雑な味わいになります。退職される方の人生に重ね合わせてプレゼントするのも素敵です。
手土産に
おすすめのワイン
LINEA SELEZIONE"FALLWIND"Sauvignon Alto Adige / St.Michael
ファルヴィント ソーヴィニヨン・アルト・アディジェ / サンミケーレ
パイナップルの香り、それでいて生き生きとした豊な酸が絶妙なバランスです。ソーヴィニヨン・ブランというとロワールやニュージーランドが有名ですが、それとはまた異なるスタイルを味わうことができます。標高が高く、昼と夜の寒暖差が大きいからこそできる特別なスタイルです。サプライズのある1本になることでしょう。
"Martin"Colli Tortonesi Bianco / Franco M.Martinetti
“マルティン”コッリ・トルトネージ・ティモラッソ / フランコ・マルティネッティ
ティモラッソはピエモンテ州南東部でのみ育てられる品種です。栽培がむずかしく、一時は絶滅寸前の危機にまで追いやられました。モモのようなアロマティックな香りとオーク樽熟成由来のトーストの香りが綺麗に融合しています。きっと「珍しい!」と喜んでもらえるでしょう。
女子会に
おすすめのワイン
Poderi dal Nespoli Sangiovese Romagna Biologico / Poderi dal Nespoli
サンジョヴェーゼ・ロマーニャ・ビオ / ポデーリ・ダル・ネスポリ
SNS映えしそうな可愛いラベルに注目。ブドウ樹の害虫アブラムシから守るテントウムシがシンボルです。実際、有機栽培でワインもつくられており地球にもやさしいワインなのです。サンジョヴェーゼからつくられるワインはチェリー風味のフルーティーな味わいです。
"Martin"Colli Tortonesi Bianco / Poderi dal Nespoli
オレンジ・ワイン / ポデール・ダル・ネスポリ
モデナやボローニャといった街を包括するエミリアロマーニャ州でつくられるオレンジ・ワインです。オレンジピールやシトラスの香り。しっかりとした酸、タンニン、果実味とのバランスが良いワインです。ワインを持ち寄ったときに、メンバーと被りにくいのも嬉しいところです。
父の日に
おすすめのワイン
Blanc de Blancs Alta Langa Spumante Pas Dose / Bertani
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・ヴァルパンテーナ / ベルターニ
アマローネはイタリア北東部を代表する有名ワインです(アマローネはイタリア語で「苦い」の意味で、甘口ではないので要注意)。深い香り、しっかりとした味わいは玄人をうならせる味わいです。とくにベルターニ社は、アマローネの3本指に入るほどの名高いつくり手です。本物志向のお父さんに味わってもらいたい1本です。
Blanc de Blancs Alta Langa Spumante Pas Dose / Contratto
ミッレジマート・アルタ・ランガ・スプマンテ・パドゼ / コントラット
ピエモンテ州の南部でつくられるスパークリングワインです。シャンパンと同じく伝統方式でつくられますが、なんと30カ月以上も瓶内熟成してから出荷されています。とくに辛口に仕立てられており、すっきりとした後味が特徴です。こだわり屋かつ辛党のお父さんにオススメです。
Roero Arneis / Fontanafredda
ロエロ・アルネイス / フォンタナフレッダ
ピエモンテ州の固有品種アルネイスからつくられるワインです。アルネイスは酸が低めのため、つくり手からすると扱いにくく、一時期絶滅寸前まで追いやられたこともあります。しかし、近年は酸っぱくないことをウリに人気急上昇中。リサーチ※によると酸っぱいものを苦手にしている男性が多いのだとか。酸が穏やかなワインが好きなお父さんに。
※出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21696440Z20C17A9MM0000/
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※掲載されている表記やパッケージは、お届け商品と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
まとめ
イタリアは20州全てでワインがつくられていることに加えて、品種の数も多いのも魅力です。そのため選択肢が多く、上記の5つ以外の用途でも、ギフトとしての可能性が広がります。まずはショップに足を運んだり、インターネットをのぞいたりして、どんなイタリアワインがあるかリサーチしてみてくださいね。とくに「カ・モンテ オンライン」なら、魅力的なワインと出会えるはずですよ。
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