売れっ子営業マンのオススメ! 美味しいパスタの秘密!?の巻
2024.2.5
カ・モンテ オンラインを運営する、モンテ物産の若手社員、エリナちゃんが、部署の垣根を越えて色々な先輩に自社の商品について教えてもらうという、この企画。 エリナちゃんのお勉強に、読者の皆様もお付き合い。イタリアの食文化を深く楽しもう!!
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山口先輩、お疲れ様です!
まずは簡単に自己紹介からお願いします! - 山口先輩
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首都圏営業部の山口と申します。メルマガを書いてる山口じゃない方です(笑)。入社して最初の2年間は都内を中心に営業していて、今は神奈川・静岡エリアを担当して7年になります。
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メルマガ読んでいただいているんですね~!
- 山口先輩
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もちろん読んでるよ~!面白いよね!
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ありがとうございます!山口先輩に伝えます!
神奈川・静岡エリアのご担当は7年ということで、ベテランですね~! - 山口先輩
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そうだね~。拠点は東京なので、移動時間が長くて大変です(笑)。だけど、静岡は食材がすごくおいしくてさ。駿河湾のシラスとか桜エビとか、地のものが多くて、そういう地の食材を使ったイタリアレストランも、たくさんあって楽しいよ~!
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いいですね~!私も桜エビ大好きです!今日はラ・モリサーナのパスタをご紹介いただけるということですが、この商品を選ばれた理由はありますか?
- 山口先輩
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入社して2年目、初めて担当させてもらった問屋さんで、とにかくパスタに力を入れよういうことになって。というのも、パスタをたくさん売ったらイタリア研修に行けるっていうコンペがあったんだけど、それで、初めて行かせてもらったのがパスタメーカーのラ・モリサーナ社だったから思い入れがあるんだよね。
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え?!入社2年目のコンペで1位を取られたってことですよね!すごい!!
- 山口先輩
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それはもう、上司の力が大きかったね。当時、新人っていうこともあって、研修の一環で2週間くらい問屋さんのお仕事を手伝わせてもらってさ。問屋さんの社員として、朝6時半から、品出しして、積み込みして、配送して、レストラン様へ営業に行って、、、、
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朝6時半から!すごいですね~!
- 山口先輩
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大変だったけど、なかなか問屋さんが中を見せてくれることはないから貴重な経験だったな~。そこでいろいろ教わったんだ。
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へぇ~~!どうやってラ・モリサーナのパスタを営業されたんですかー??
- 山口先輩
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当時、ラ・モリサーナは日本でもそんな知名度がなかったから、勉強会を開いて、有名なB社やD社と何が違うかという話をさせてもらって。パスタの原料は小麦と水だよね。それにこだわりをもっているのがラ・モリサーナの強みなので、そこを丁寧に説明して。
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ふむふむ。
- 山口先輩
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まずは小麦。実はラ・モリサーナはヨーロッパ最大級の貯蔵量を誇る大手製粉会社、フェッロ社の傘下なんだよね。だから、小麦の製粉からパスタの製造までグループ会社で一貫して行っている。小麦の選定にもこだわりがあって、麦の成分を分析し、最もパスタに適した配合になるように小麦をブレンドしているんだ。厳選されたデュラム小麦の外皮を丁寧に取り除くと小麦畑のような“黄金色”のセモリナ粉になるから「黄金のパスタ」とも呼ばれているんだよ。
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へ~!そうなんですね!パスタの原料で「デュラムセモリナ」ってよく聞きますが、どういう意味なんでしょうか?
- 山口先輩
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「デュラム」っていうのはラテン語で「固い」という意味で、主にパスタに使われている小麦粉の種類だね。他の小麦よりも硬くて黄色味が強い。「セモリナ」っていうのは、「粗びき」のこと。ラ・モリサーナの小麦は他社のモノと比べてもタンパク質が多いデュラム小麦を使用しているから、歯ごたえがいいし、アルデンテが長く保たれて、最後のひと口まで美味しいパスタになる。さらにラ・モリサーナでは生地を低温で長時間乾燥させることで、小麦本来の香りや味わいを楽しめるパスタができるんだ。
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なるほど~!
- 山口先輩
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次に水だけど、ラ・モリサーナがあるイタリア南部のモリーゼ州は水が美味しいことで有名。パスタ作りに使用される水は州立公園にも指定されているマテーゼ山深部から採水されていて、ミネラルが豊富で味わいに優れているのが特徴。他のパスタメーカーで水までこだわっているメーカーはなかなかないんだよね。
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パスタの美味しさに水が関係しているんですね~~!
- 山口先輩
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そうそう、あまりイメージがないよね。日本でいうと、信州とか出雲とか、蕎麦の名産地は水が美味しい所でしょ?それと同じ感じかな~。
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なるほど、わかりやすいです!研修でいかれたラ・モリサーナはどんなところでしたか?
- 山口先輩
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パスタ工場はオートメーション化されていて、ほとんど人が入る隙間がない。小麦が工場に入るところから、成型して乾燥して、箱詰めして、パレットに箱を載せてトラックに載せるところまで全部機械がやるんだよ。
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えぇ~!!フォークリフト作業とかもですか?
- 山口先輩
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そうそう!全部自動!それはすごい驚いたね~!さすが創業110年以上の老舗だなって感じ。今ではイタリア国内パスタシェアも第4位(※)だからね! ※IRi調べ 2021年6月:イタリア国内のスーパーマーケット市場における乾燥パスタのブランド別数量実績
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へ~!日本でのお客様の反応はどうですか?
- 山口先輩
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やっぱり日本に昔からあるB社しか使ったことがないっていうレストランさんが結構多いので、そこを変えていくのは難しいよね。丁寧に原料の良さとか食感の違いとかを説明して、食べてもらって納得してもらえることも多いかな。
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なるほど~!ラ・モリサーナってたくさんパスタの種類がありますよね?山口先輩のおススメはどれですかー?
- 山口先輩
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これかな、キタッラ・ブロンズ1.7mmとスパゲッティ1.7mm!突然だけど、エリナちゃん、キタッラってどういう意味か知ってる?
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う~ん。キタッラはイタリア語でギターという意味ですよね、、でもなんでギターなんだろ~~??
- 山口先輩
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そうそう、キタッラはイタリア語でギターという意味で、昔は四角い木の枠に弦を張ったギターのような形のキタッラ(chitarra)という道具を使って成型していたから、そのままキタッラという名前になったんだよね。キタッラは断面が四角いのが特徴。
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へ~~~!!おススメ商品のこちらはブロンズで、こちらはテフロンですか?
- 山口先輩
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おー!よく知ってるね!ブロンズとテフロンっていうのは、小麦粉からできた生地をパスタに成型する鋳型の種類だよね。テフロンはつるっとしたダイス(型)、ブロンズはざらっとしたダイスを使っているから、食感が変わってくる。一般的にブロンズの方がメンテナンスに手間がかかるのもあって、価格がちょっと高くなると言われているよ。
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ふむふむ。それぞれにおすすめのソースとかありますか?
- 山口先輩
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ブロンズダイスは表面に凹凸があってソースが絡みやすいから、重めのクリーム系のソースに合うかな。あと、小麦の風味をより感じたいときはブロンズかな。テフロンダイスは表面がつるっとしていて、水分を吸いづらいので、オイル系のパスタに合うと思うよ。冷製パスタにもいいんじゃないかな。
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先輩のおすすめは、どちらも太めのタイプですね!
- 山口先輩
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太いのが好きなんだよね~!!満足感もあるし、1.7mmは好きな太さですね。まぁ、太い分茹で時間が長いんだけどね~。このキタッラは、14~16分だね。まぁ多少オーバーボイルしてもそこまで食感が悪くならないので、じっくり待っていただければ。
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家でもパスタはよく食べられますか?
- 山口先輩
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そうだね~、営業先でも食べるけど、家でも自分で作って食べるよ~。最近はツナ缶を使うことが多いかな。アーリオオーリオベース作って、長ネギと合わせたり。最後にボッタルガ・パウダー(からすみ)をいっぱいかけて食べるのもいいよね~。
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へ~!ボッタルガ・パウダーに長ネギとツナ缶!美味しそう~!!
あ~お腹が空いてきました~♡ -
では、最後に、カ・モンテオンラインのお客様にひと言お願いします!
- 山口先輩
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カ・モンテオンラインでは、パスタだけで3ブランド、プライベートブランドも入れたら5ブランドのラインナップがありますので、ラ・モリサーナだけに限らず、好きなパスタを見つけてみてください。パスタ好きの方は、お徳用の5kgもありますので是非!
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山口先輩、今日はありがとうございました!
あとがき
今回は、様々なレストランを担当されてきた山口先輩に、ラ・モリサーナ社について伺いました。全自動化された工場のお話から、改めてラ・モリサーナ社の規模の大きさを実感しました!
今回は、ラ・モリサーナ スパゲッティ1.7mm(No.15)を使って、山口先輩おすすめの「長ねぎとツナとボッタルガのアーリオオーリオ」を作ってみました!
作り方は簡単!(二人前)
- ①スパゲッティを茹で始める
- ②オリーブオイルとにんにくを火にかけ、オイルに香りを移す
- ③にんにくの香りが立ったら、ツナと長ねぎを入れて炒める
- ④③に茹で上がったスパゲッティを和える
- ⑤お皿に盛り付け、ボッタルガ・パウダーとトッピングのねぎを散らして完成!
麺のモチモチした食感と、ツナやボッタルガの旨みが楽しめて贅沢な一皿になりました!
つるつると喉ごしがよいテフロンの麺は、和風パスタにもぴったりです。
皆さんも、是非お好みの組み合わせを見つけてみてください!
次回もお楽しみに!
今回ピックアップした商品
※掲載記事の情報は2022年10月にご購入者様へ配布した記事を元に作成したものです。
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