イタリアット パスタソースで作るアレンジレシピ vol.4
ヤリイカとタブレのファルシ イカ墨トマトソース
2023.6.23
2023年リニューアルしたITALI@ - イタリアット - パスタソースシリーズ。 瓶入りのパスタソースは余りがち。余ったソースを何か別のメニューで楽しみたい、そんなお悩みを解決すべく、料理研究家の西祐子さんにとっておきのアレンジレシピを教えていただくシリーズ。 今回は真っ黒なソースが印象的なイカ墨トマト。
ヤリイカとタブレのファルシ イカ墨トマトソース
今月ピックアップするITALI@-イタリアットのパスタソースは、イカ墨トマト。 イカ墨というと、パスタやリゾット、パエリアが定番ですが、今回はヤリイカを使って、イカ飯ならぬ、クスクスを詰めた『ヤリイカとタブレのファルシ』をご紹介したいと思います。イカは、柔らかく小さな夏のヤリイカを使うのがおすすめ。一見手が込んでいるように見えますが、クスクスをふやかして、イカに詰めて焼くだけ。コクのあるイカ墨に、トマトの果肉もしっかり残るこのイカ墨トマトソースさえあれば、お手軽に少しよそ行きの一皿が完成しますよ!
<材料>
作りやすい分量
- イタリアット
イカ墨トマトソース - 大さじ3~4
- バジルの葉
- 適宜
- プチトマト
- 適宜
ーイカのファルシ
- ヤリイカ
- 2杯
- オリーブオイル
- 適量
ーパセリのタブレ
- クスクス
- 50g
- 熱湯
- 50g
- オリーブオイル
- 小さじ1
- パセリ
- 7g
- ブラックオリーブ
- 10g
- アンチョビ
- 1枚
- カイエンヌペッパー
- 適量
- 塩
- 適量
<作り方>
- クスクスは同量の熱湯とオリーブオイルをふりかけ、ラップを被せてふやかす。(10分程)
- ヤリイカはゲソと軟骨を取り除き、エンペラを取り、皮を剥いておく。中を洗い、水分をしっかりふき取っておく。
- パセリとブラックオリーブはみじん切りに、アンチョビはペースト状になるように包丁でたたいておく。
- ①のクスクスをフォークでほぐし、③を加え、カイエンヌペッパーと塩で味を調える。
- ②のヤリイカに④を詰める。爪楊枝でとめる。破裂しないように所々、竹串で穴をあけておく。
- フライパンにオリーブオイルを温め、弱火で⑤のヤリイカと②のエンペラ、ゲソを色よく焼く。
- イカ墨トマトソースは小鍋で温めておく。
- ⑥のイカを斜めにカットする。お皿に温めたイカ墨トマトソース(イカ一杯に大さじ1.5~2くらい)を敷き、カットしたイカとゲソやエンペラをのせる。お好みで、プチトマトやバジルの素揚げを添えると良い。
<ポイント>
- ✓イカにクスクスを詰める際はピンと表面が張るくらいたっぷり詰めるとカットした際に断面がきれいに仕上がります。
- ✓イカは焼く際に破裂しないように、竹串などで穴を数か所あけてから、弱火で火を通すと良い。
- ✓今回添えたトマトの作り方 プチトマトのヘタを取り、反対側を包丁で切り込みを入れる。湯を沸かし、プチトマトを数秒入れて、氷水に取る。 皮をへたの方にめくるように形を整える。120℃に予熱したオーブンで30分程焼く。
合わせたワイン
Duca di Salaparuta / “Sentiero del Vento” Vermentino Terre Siciliane IGT
ドゥーカ・ディ・サラパルータ / “センティエロ・デル・ヴェント” ヴェルメンティーノ・テッレ・シチリアーネ
イタリア シチリア島のヴェルメンティーノで造られる、華やかで柔らかい印象の白ワイン。コクのあるイカ墨ソースにも負けない、豊かな果実味とアルコールのボリューム感もしっかりとあるタイプです。島で造られるワインなので、ミネラルも感じ、魚介類、特に火を入れたものとの相性が抜群。また、少しハーバルな香りと余韻に苦みがあるので、クスクスに加えたパセリなどのハーブ類とも好相性。夏の食中酒としておすすめの1本です。
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